History

昭和の牛乳配達トラック

丹後でミルクを搾り始めて74年

昭和24年、祖父が味噌小屋を改修して飼い始めた1頭の乳牛から、全てが始まります。

朝2時に起きて、牛乳を作り、手製の布袋に入れた熱々の牛乳を自転車で両脇に下げて配達し、牛の世話、草刈り、田んぼ、畑・・・毎日休まずに作業をしていました。母は、暑い日も寒い日も汽車に牛乳缶をのせ豊岡まで運んだことと当時を振り返ります。それほど大変で、社会的に認められづらい仕事でもあったことだと思います。

2004年に「ミルク工房そら」がオープンしてからは、父は「社長は社員の手本になる必要がある」という信念で、誰よりもよく働き、牧場の作業後には深夜まで農場HACCPの書類の準備をずっとしていたことも。そして、できた商品を全国の百貨店で販売に回りたくさんの人に「牛乳の美味しさ」を伝えてきました。牛を想い、従業員を大切にし、真心を込めて嘘のないものづくりを続けてきたこれまでの一つ一つの積み重ねと、先代の尽力への敬意は忘れてはならないことです。

このような筆舌に尽くしがたい積み重ねと、先代の哲学を受け継ぎ、私たちは次の時代の牧場として、一歩ずつ前へ進んでいきます。

沿革

  1. 昭和24年(1949)味噌小屋を片づけ乳牛1頭を購入
  2. 昭和27年(1952)町内の同志と酪農組合設立
  3. 昭和31年(1956)牛乳処理場を作り牛乳屋さんとして出発
  4. 昭和48年(1973)法人化。60超の学校給食に牛乳を供給
  5. 昭和58年(1983)ジャージー種を導入
  6. 平成12年(2000)ふれあい牧場 丹後ジャージー牧場設立
  7. 平成16年(2004)ミルク工房そらオープン
  8. 平成27年(2015)ピザ窯でピザを始める(ピッツェリアそら)
  9. 平成29年(2017)フロマジュリーそらにてチーズを作る
    (フロマージュ・デュ・くみはま)
  10. 平成30年(2018)農場HACCP推進農場に認定
  11. 令和5年(2022)農場HACCP認定
  12. 令和5年(2022)SORA VISION BOOK 発刊
当時の牛乳処理場 当時の配達車 工場で働く先代 家族の食卓

受賞歴

2005年
「ジャージーチーズゴーダ」
第5回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト ハードタイプ部門優秀賞
2007年
京都府農林水産業功労者表彰
2009年
「抹茶ミルクジャム」
第1回牛乳・乳製品独創性商品コンテストオリジナルアレンジ
第59回全国農業コンクール 畜産部門 毎日新聞京都支局長賞
2019年
「フロマージュ・デュ・くみはま」
第12回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト ソフト部門優秀賞
2020年
「ジャージーチーズモッツァレラ」
チーズアワード2020 パスタフィラータ/モッツアレラ部門 銅賞
農事功労者表彰 緑白有功章 / 平林衛
2022年
「ジャージーチーズモッツァレラ」
チーズアワード2022 パスタフィラータ/モッツアレラ部門 銀賞
2022年
「ジャージーチーズリコッタ」
チーズアワード2022 フレッシュ/リコッタ部門 銅賞